M型カッターがちょうどいいサイズという話
今年はテクニカルっぽいブログを書いていこうと思うという話をしたのですが、1発目がこれかよっていう細いネタからです。
大体、工具として分類されるような大きいカッターか文具として分類されるような小さいカッターのどちらかが主流だと思います。
しかし、割と大きい方のカッターは大きすぎて携帯しにくいし、小さいカッターは紙以外のものを切るのにはちょっと厳しいなっていうのは結構思います。 そこでその間のちょうどいいサイズとして売られているのがこのM型なのかなと思います。
大体僕はリュックに一本カッターを忍ばせておいて*1、現場とかでサッと取り出したり、ちょっと必要だなって時に出せるようにしてます。ただ、大型カッターだと嵩張るんで、リュック少しでも軽くしたい身としてはちょっとでも軽くというのが本心です*2*3
あと、結構個人的に辛いなと思ってるのが、大きい方のカッターは前ポケットに入れると足曲げた時に太ももか腹にめっちゃ刺さるんですよね。特に僕はフィンがついているタイプを好んでいて、しゃがんだりすることも多いので結構深刻です。ちなみに以下のやつを愛用しています。理由は黒くてカッコ良いのと硬くて強いからです。
オルファとかも売ってはいるっぽいんですけど、あんまり売り場とかで見たことなくてこの前ヨドバシに行った時にたまたま見つけてこんなのあるんだ、いいやんけ、買おうって思って書いました。
比較していきます
今回比較したのは、前述のTajima L510とScotch S型TI-CHSです。
刀身の比較
サイズ感としてはS型の長さと同じで、太さがL型の2/3くらいです。幅はちょうど、S型→M型→L型で1.5倍ずつになっているくらいですね。
ポケットに入れた時
tajimaの方はフィンがあるので腰に刺さっていますが、Scotch M型はしっかりとポケットに収まっています。ちなみにS型も収まります。
実際に切ってみる
握るとこんな感じ
L型は手からはみ出るけど、M型は手の中に収まる感じです。あとはL型だとペン持ちは厳しいですが、M型だと行けるので細かい造作が必要な時にも使えるのは結構嬉しいですね。
L型サイズだと、刃をいっぱい出して使うということも多いと思います。 その時に刃がしなってしまうと力が入れられなかったり、真っ直ぐ切れなかったりするので大事ですよね。(これは、カッター自体の性能というより替え刃の性能によるものかもしれないですが...)
一見、S型の方がM型・L型よりしなっていないように見えますが、刃元に近いところで曲がり切ってしまっているため良くないですね。 力の入れ方の感じとしてはL型は安心感がありますが、M型はちょっとだけ弱いかなという感じです。
ものを切ってみると、薄ベニヤはM型でも2〜3回刃を通せば切れましたし、パンチカーペットも難なく行けそうです。段ボールなんかを雑に切ったりするのにも使えそうです。
まとめ
というわけで、今回はカッターについて書いてみました。現場で腰道具つけてるときとかはL型カッターで良いかと思いますが、軽装の時とかとりあえずカバンに忍ばせておくというような用途としてはかなりいいものだなと思いました。
難点としては、替え刃の入手がしにくいところですかね。現場で他の人にもらったりとかはできなさそうです。