凡人が頑張るためのそれ
この記事は、mast Advent Calendar 2019の22日の記事です。
どうも、浪川です。
先週は出会ってから1年しか経っていないのに、中高を共に過ごしたかのようなバイブスを感じる奥山さんこと奥さんの記事でした。
奥さんの記事を読んだ人ならわかると思いますが、昨日の朝までライゾマティクスという会社の忘年会で若いメンツでVJをやりました。
自分としては色々と後悔と反省点しかないのですが、とりあえずうまく行ったようで何よりでした!!!
詳しくは奥さんの記事とか僕のツイートを見てください。 ライゾマ忘年会でVJさせていただきました - なんちゃってポートフォリオとなんちゃって技術
昨日はライゾマ忘年会でした〜
— kosaku namikawa (@73_ch) 2019年12月21日
人集めから取りまとめまでやって,イケイケの @yu_O93 @ihopeenterwased @kiu @takaishi お願いしました
僕の方はリモートでなかなかあれで、みんなに助けてもらってなんとかって感じで反省しかないです、、、
精進します🙏
さて、これで年内残すところは期末とVJ1本で大方落ち着いたかなという感じなのですが、今回のアドベントカレンダーは自分がこれまでの活動の中で感じたこととどうやって頑張っていこうかっていう話を書きたいと思います。
自己紹介と経緯
実はなんとなく知ってる人は多いけど、ちゃんと自己紹介をしたことはあまりないので軽く自己紹介しつつそのまま経緯を話します。
中学・高校では部活でジャグリングをしてて部長やったり大会に出たり、あとは文化祭や体育祭の実行委員とかをやっていて入場門とか得点板を作ったりしてました。
4 all release under the arm throw
学校ではそんなことをやっていて、それとは別にプログラミングを完全に趣味でやってました。最初はいわゆるプログラミングスクールに行って、そこから勉強会とかいろんなイベントに顔を出してやってました。(ライゾマとかの追っかけをひたすらしてました
こう聞くとそこそこやってる奴感ありますけど、実際にはせいぜい平均週5〜6時間とかしかやってなかったと思いますし、正直中高生っていうだけでちやほやされてただけな気もします。
そしてそんな感じでぬくぬくと全く勉強することなく高3になり受験が見えてきました。勉強したくないなーって思ってプログラミングはしたいし、AO入試系攻めるのが楽そうって思い、未踏ジュニアにお金ももらえそうだしとりあえず出そうって思って出すことにしました。
ネタ自体は文化祭でやりたいなって思ったスマホで立体音響をやるというやつをベースに書いたら通ってハッピーという感じでした。 そして、未踏ジュニアで開発を行いつつ、たまたまTwitterで知った異能vationにそのままの企画書を出しつつ、SFCとつくばのAO/ACを出しました。
SFCが先で2週間くらいちゃんとやって資料を作ったのですが、そのあと未踏ジュニアの中間発表があって手一杯になり、結局メ創のACには出願期間が始まってから資料を書き始めそのまま出しました。
この時点で舐めすぎだし落ちたんじゃね?とかなってましたが、メ創1次奇跡的に通ってテンション舞い上がってるところにSFC1次落ちがありこれはやばいってなりました。
しかし、異能vationはプレゼン死んだとか思ってたらなんか通ってて非常にびっくりしたり、、、
未踏ジュニア進捗全然出ず焦り、恥ずかしいので特に面接練習とかせずAC面接を迎え、面接でものすごい微妙な感じで終わり、これはやべえってなりつつも、開発するしかないみたいな感じになりずっと焦ってる感じでした。
未踏ジュニア最終成果報告に2日前につくばの発表があり、心中穏やかじゃない中合格発表→息つく間もなく最終成果報告の流れがあり、死にそうになりながらやってたら合格&スパクリという最高の結果になって嬉しかったです。
その後は、勉強会に行きまくっていた時に培った人脈から一気に仕事やVJが舞い込み、3月まで怒涛のスケジュールでやってそのまま入学、あとは皆さんご存知の通りという感じです。(MADやTPartyなど
活動していく中で感じたこと
こんな感じで活動していく中でわかったきた事があります。
自分は天才ではなかった
そりゃ当たり前なんですけど、やっぱり天才ではないんですよね、悲しいです。。。天才であってくれと願う感じでしたけど、最近はどちらかというと理想の自分になるために頑張ることをやめたくないんだなと思うようになりました。
モチベーションの切れが早い
これが一番大きいんですけど、やっぱり天才はモチベーションとかそういう概念がないんですよね、息を吸うように努力をする。しかし、僕は正直プログラミングなんて95%は楽しくないですし、ほとんどやりたくねーと思いながらやってます。
多くのことを失敗できた
他の人より早くいろんなことをできたおかげで、いろんな失敗を先にできたのはよかったなと思います。失敗は許される環境がないとできないと思うんですけど、その環境が年々減っていくなという感じはするので、早いうちにできたのは単純によかったなと思います。
機会には恵まれてる&だいたい取りこぼしてはいない
つくばに来て本当に実感したのは自分はある程度不自由のない生活で自由な学校に親のお金で通わせてもらい、都内の豊富なイベントに自由に参加できる環境があったのは当たり前じゃないんだなという事です。
そりゃこっちとしてはそんなの知らねーよって話ではあるので、申し訳なさとかは全く感じないんですし、都会でも頑張らないと機会は得られないと思うというかなんなら確率で行ったら都会の方が(機会を得られてる人/中高生の人口)でいったら低いんじゃないかなと思うわけです。そう考えると自分はある程度頑張れてる方なのかなとは思ったり、、、
しかしながら、地方で本当にすごい人たちが取りこぼされてしまうのは非常に悲しい事だなと思いました。
教訓とか
天才ではない僕がこの先も頑張るために自分がやり続けたいこと&やった方がいいこと、自分に対する教訓を書き残しておきます。もし近いことを思ってる人がいて、役に立ったりしたら嬉しいですね。
機会を逃さないために
- フットワークを軽くする
- まずは手を動かす
フットワークの軽さは結構自信あるんですけど、これは重要でとにかくフットワークの軽さが一番機会を逃さないためには重要な気がします。そして、手を動かすこと。これはもう最低条件という感じでしょうけど、凡人の僕は常に意識してやり続ける必要があります。
モチベーションを維持するために
- 自分のコントロール方法のアップデートを絶やしてはいけない
- やりたいことを変に見出そうとしない
- コミュニティを選べば、自分もすごい人
効率よく手を動かしてすごいやつらと戦うためにはモチベーションをいかに維持するかが大事です。
まずは自分がどういうやつでどうしたら怠けないのかとか、こういう時は調子がいいってのをしっかりと把握して自分自身の手綱を握れるようになると色々と捗ると思います。
あとは、やりたいことを変に見出そうとしないということ。何かと周りはやりたいことはなんだとか、なんか決まったものを見つけさせようとしますけど、大事なのは探す過程であって画一的に見つけることではないと思ってます。自分のモットーとしてやりたいことはやったことの延長にしかないと考えていて別にやりたい事が先にあってそれに向かってやるっていうのが全てではないと思います。
最後にある程度何かを作っていたり、積極的に勉強している人はそれだけで結構すごいと思います。なんか、本当に周りの環境でバイアスがかかってて、自分は全然すごくないとか周りにすごい人いっぱいいるみたいな気持ちになりますけど、やってる時点ですごいですから。
もちろんそこで終われねーよってのはありますけど、それをすごくないとするとやってない人が悪いみたいになりますし、みんな頑張ってるはずなのにそれが評価されないのは悲しい事です。やってる人はすごい、もっとやってる人はもっとすごい、やばいやつはやばい。これくらいに思ってると自分もちょっとは頑張れてるなと前向きになれることもあります。
天才と戦うために
- 初心者ブーストでどこまで行けるか
- ブルーオーシャンを探す
- 自分の持っているものをうまく組み合わせること
僕たちは同じ条件で天才と戦って行かないといけないわけです。全くひどい話です、ハンディキャップつけてくれって感じです。
そんな中で勝つためには戦略が大事になります。リソースをなるべく無駄にしてはいけないし、効率も高くないといけないです。
まず、僕はもう過ぎてしまったかもしれないですけど初めてすぐの時は何をしても楽しいので無限にやってられます(よく初心者ブーストと言われる)。この時期はみんな一概に天才だし最強ですが、この期間は有限なので本当に大事に使ったほうがよかったなと思います。なるべく途切れないように使ったほうがいいし、これを向ける先をよーく考えたほうがいいです(ただし、手を止めずに
次にブルーオーシャンを探す。多くの人がやるところに天才は湧きます。レッドオーシャンで凡人が戦ってもほとんどの場合勝てません。レッドオーシャンで戦うことは悪いことではないし、ロマンあふれるしかっこいいと思いますが、僕には無理だなって思います。だからこそ、いろんなことを考えてブルーオーシャンを探したり、作りだす方を頑張りたいですね。
最後に戦い方の一つとしてすでに持ってるものを組み合わせるのは悪くないなと思います。もちろん、何かしらを持っている事が前提になりますけど、案外なんでも武器になります。勝つために何かをするんじゃなくて、今あるものを組み合わせて勝てるところを探して戦うと、勝率が高いですしそこで勝つことによって安定感とかゆとりができるようになります。実績づくりは大事!!
まとめ
こんな感じでだらだらと書いていたらかなりの長さになってしまいましたが、一応書き終わりましたね。誰が読むんすかねって感じではありますねw(だらだら書いてたら年越したしw
こんなことを考えるのは結構好きで全然書き足りないくらいなので、いろんな人と話せると楽しいなって思うので飯とか誘って〜って感じです。
2019年は惰性で生きてしまった感がすごいので、2020年は少しだけアクセルかけていきたいと思います。
頑張っている人は皆応援したいですし、僕にできる事があればいくらでも力になるので積極的に使ってもらえればって感じです。機会とか機材とかノウハウは色々持ってると思います。共に戦おうぞ、同志よ。
首を洗って待っとけ、天才ども、負けねーからな!!