事務所に関する駄文
以下公開する必要ないと思うし、わざわざ書かなくてもいいと思うんだけど、自分の決めたことが揺らぎそうなので残しておく。
自分は東京生まれ東京育ちの中流家庭で生まれ育っているので世間的にはかなり恵まれているだろう。 そのため、中高という早い段階で東京のさまざまなイベントやコミュニティに参加することができた。 そのおかげで今の自分があることは間違いないですし、今でも仕事をいただいたりするきっかけはそのような経緯があるからである。 大学に入ってから(主に地方出身の人をはじめとした)環境の異なる人々と触れる中で自らの出自を省みて上記のような解釈に落ち着いた。 そして、筑波大学に在学している中で思うのは、例えば筑波の人が東京のイベントに参加するとなった時にまだ終電といった制約がある。 しかしなお自分は実家が東京にあり、ありがたいことに前述の仕事のつながりで泊まれる場所があったりで、終電というものをものすごい気にすることなくイベントに参加できているという状態がある。 この終電のために早く帰らなければならないという制約があるのはとてももったいないことだと思っている。(別に帰るなと言いたいわけではない) 今現在自分としても、東京に泊まれるところがあるとはいえ、メインの拠点がつくばにある中で、仕事のたびに東京に移動してという状況はかなり疲労が溜まるのでしんどかったのが今回の事務所を借りた一番の理由。 家遠い勢が一つの選択肢として夜通し作業でも仮眠でもできる場所になったら嬉しい。
まあとは言いつつ、最近いろいろな人に会う中でこの人たちと一緒に何かできたらいいなーとか、同世代の盛り上がりはとても感じているので集まって雑に作業するスペースあったらめっちゃワクワクするなという思いが一番強い。 もともと自分の移動考えて秋葉原近辺で探していたのを、多少の無理をしてでも新宿渋谷近辺にしたのはそういう理由からである。 なので、人に来てもらえないと借りた意味が薄れてしまうので、本当に気軽に来てもらえると嬉しいなあ。
M型カッターがちょうどいいサイズという話
今年はテクニカルっぽいブログを書いていこうと思うという話をしたのですが、1発目がこれかよっていう細いネタからです。
大体、工具として分類されるような大きいカッターか文具として分類されるような小さいカッターのどちらかが主流だと思います。
しかし、割と大きい方のカッターは大きすぎて携帯しにくいし、小さいカッターは紙以外のものを切るのにはちょっと厳しいなっていうのは結構思います。 そこでその間のちょうどいいサイズとして売られているのがこのM型なのかなと思います。
大体僕はリュックに一本カッターを忍ばせておいて*1、現場とかでサッと取り出したり、ちょっと必要だなって時に出せるようにしてます。ただ、大型カッターだと嵩張るんで、リュック少しでも軽くしたい身としてはちょっとでも軽くというのが本心です*2*3
あと、結構個人的に辛いなと思ってるのが、大きい方のカッターは前ポケットに入れると足曲げた時に太ももか腹にめっちゃ刺さるんですよね。特に僕はフィンがついているタイプを好んでいて、しゃがんだりすることも多いので結構深刻です。ちなみに以下のやつを愛用しています。理由は黒くてカッコ良いのと硬くて強いからです。
オルファとかも売ってはいるっぽいんですけど、あんまり売り場とかで見たことなくてこの前ヨドバシに行った時にたまたま見つけてこんなのあるんだ、いいやんけ、買おうって思って書いました。
比較していきます
今回比較したのは、前述のTajima L510とScotch S型TI-CHSです。
刀身の比較
サイズ感としてはS型の長さと同じで、太さがL型の2/3くらいです。幅はちょうど、S型→M型→L型で1.5倍ずつになっているくらいですね。
ポケットに入れた時
tajimaの方はフィンがあるので腰に刺さっていますが、Scotch M型はしっかりとポケットに収まっています。ちなみにS型も収まります。
実際に切ってみる
握るとこんな感じ
L型は手からはみ出るけど、M型は手の中に収まる感じです。あとはL型だとペン持ちは厳しいですが、M型だと行けるので細かい造作が必要な時にも使えるのは結構嬉しいですね。
L型サイズだと、刃をいっぱい出して使うということも多いと思います。 その時に刃がしなってしまうと力が入れられなかったり、真っ直ぐ切れなかったりするので大事ですよね。(これは、カッター自体の性能というより替え刃の性能によるものかもしれないですが...)
一見、S型の方がM型・L型よりしなっていないように見えますが、刃元に近いところで曲がり切ってしまっているため良くないですね。 力の入れ方の感じとしてはL型は安心感がありますが、M型はちょっとだけ弱いかなという感じです。
ものを切ってみると、薄ベニヤはM型でも2〜3回刃を通せば切れましたし、パンチカーペットも難なく行けそうです。段ボールなんかを雑に切ったりするのにも使えそうです。
まとめ
というわけで、今回はカッターについて書いてみました。現場で腰道具つけてるときとかはL型カッターで良いかと思いますが、軽装の時とかとりあえずカバンに忍ばせておくというような用途としてはかなりいいものだなと思いました。
難点としては、替え刃の入手がしにくいところですかね。現場で他の人にもらったりとかはできなさそうです。
2022年を振り返る
お世話になっております。
ちょっと間が空いてしまったのですが、2022年を振り返っていきたいと思います。
今年はなんというか大きく外に出る案件は少なかったかもしれませんが、色々やりました。
去年くらいからちゃんと定期的に現場に出たい&もっとちゃんと動けるようになりたいなと思って、イベント・舞台設営の仕事をフリーで受けてます。 それもあって出張しまくったりとかして2022年は2万キロ移動してたらしいです。 今後は展示施工や舞台監督周りもちゃんとできるようになりたいので、そういった仕事を教えてくれる人も探してます。
2022年は10月から休学が始まって可処分時間が増える中で、細かいことから大きなことまでちゃんと選択していかなきゃならんなとなっています。
そんな中で自分にとって大切で大好きな人たちと新たに出会えたり、自分のことのように嬉しいニュースを聞けたり、いろんな話をしたり、一緒に制作とか旅行とか飲みとかできてとっても充実した1年でした。
2023年はちょっと覚悟決めて頑張る年にと思います。 ちょっとした目標として、テクニカルなブログを暇な時に書いていこうかなーとか思ってます。
2022年頑張ったやつとその振り返りをあげておきます。
Panasonic TOUCH展
まだまだな部分ばっかりだしもっとできることはあったと思うんですけど、一応ちゃんとクライアントワークを自分の企画でやりきれたのでよかったのかな...? もっとプレゼンとか事前検証、映像作る部分でのアイデア出しとか長い現場での開発のスケジューリングとか、もっと想定と準備でなんとかできる部分をできるようにしなきゃなーと。
【#TOUCH 作品ご紹介】
— ソウゾウノート (@sozo_youth) 2022年2月24日
高速追従プロジェクションマッピング
・PHOTO | Nacasa & Partners Inc. | Akira Arai pic.twitter.com/EEUYsSXkMk
SICF23 scrolling
SICFで展示しました。みに来てくれた方々ありがとうございました。 テーマがごちゃごちゃしてたり、コンセプトの詰めが甘い部分があったりで作品としての完成度がまだまだだと思ったので頑張らなきゃなーと。 いろんな人に出会えたのでそれはよかったです。kyoimaiありがとう、愛してる。
www.instagram.com
vm-1-0
久しぶりにテック系フルフルで、やりたいこと重視でテクニカル的にハードルが高いからやらないというのをやめようと思って頑張りました。 最終的になんだかんだ形にはなったはずなんですけど、肝心のところでオペミスったりして関係者の皆様本当に申し訳ありませんでした。 オペをミスらないようにしたいというか、オペをミスらないようなシステムをちゃんと作るというようにしないと www.yuriumemoto.com
『Alaya Crossing - Dome ver.』映像制作
去年末に大阪芸大でevalaさんの作品でドーム映像作りました。 ドーム初めてだったりキャリブレーションできない環境だったりで結構苦労しましたが、結構面白い感じにはなったと思うんでぜひみてほしいです。 ちゃんとシミュレーションできる部分とかできる範囲をもっと早く明確にしてちゃんと自分から動いていかないとダメだなーと思いました。 今後オープンキャンパスとかでやるとのことなので大阪お立ち寄りの際はぜひ!
『Alaya Crossing - Dome ver.』
— See by Your Ears (@evala_SbYE) 2022年12月28日
大阪芸大音楽学科 evala客員教授
実験ドーム改修/制作プロジェクト
2022年度プロトタイプ作品
今年4月に音響改修を行った大阪芸術大学・実験ドームを舞台に、2022年度のプロトタイプ作品を制作しました。 pic.twitter.com/gj4S5Xctgm
以下雑記とお気持ち
自分の同世代もそれぞれの進路とか人生に動き始めていたりいろんな選択肢があったりする中で、自分は何を選択するのかとか考える日々です。 覚悟みたいなものをつけるために会社起こした方がとかも思ったりします。 実は年末に大きいミスをやらかして、その辺から自分の仕事に対する向き合い方とか、責任みたいなものを考えたりとか。 ただ、気軽に人を誘ってみたいなのもそこに責任持てないし、会社である以上ランニングコストとか増えるわけでその維持ってそんな簡単じゃないしなみたいな。 まあ、結局どっかで挑戦しないといけない部分とちゃんと責任を持たないといけない部分の塩梅だと思うんですけど、難しいなーと。 あとは、自分の特性として見積りの甘さとかいざという時に視野が狭まるとかやらかしがちなんで、ちゃんとその部分を把握してちゃんと振る舞えるようにならなきゃなーと...
自分は本当にいい環境で周りの人に恵まれているなと思うので、もっと気合いを入れて頑張っていきたいと思います。 今の自分は確実に誰かの顔を借りてるし期待もしてもらってると思うので、それに恥じないような働きができるようになりたいです。
これからもよろしくお願いします。
2021年を振り返る
お世話になっております。
みなさまいかがお過ごしでしょうか、浪川です。
前置き
最近皆様からの(書面での)呼び方が73くんとか、73chとかになってきていて、将来新聞に載った時に73ch(45)とかになるのが心配です。
あと、謎にTwitterでMy new gearは遊びの関係の隠語だとか、機材(女の子)の扱いが雑だとか、環境構築わからない女の子に話聞きにいってるみたいなことを言われていますが、風評被害ですね。やめていただきたいです。
73くんは環境構築ができない女の子にもこうしているのだろうか🤔
— 𝙎𝙖𝙣𝙩𝙖 (@_s4nt4) 2021年12月23日
なみくんにはmy new gearっていう伝家の宝刀があるじゃない。
— ω・`)にべべb (@2bbb) 2021年8月3日
そんなこんなで暖かい皆様に囲まれてとても楽しい1年でした。コロナ禍とは思えないくらい楽しい日々を過ごさせていただいたような気がします。 ありがとうございます。
本編
さて、そんなこんなで色々あった2021年を振り返っていきたいと思います。
前半はすでに記事を書いてしまったので詳しくは以下を読んでもらえればと思いますが、仕事面で本当にありがたい機会に恵まれたなという感じです。
7月
初めての国際会議の発表(オンライン)でした。これで初めての主著の投稿からの流れが一通り完結したって感じになりました。うーん、全然ダメだーってなりました・・・ EmojiCam: Emoji-Assisted Video Communication System Leveraging Facial Expressions | SpringerLink
8月
敬愛するevala先生のSSSメ芸受賞記念のお手伝いさせてもらいました!
家で寝るときにちょっとした光の漏れが気になって眠れなくなってきました。
www.instagram.com
9月
弱視者の方の結婚式を研究室でお手伝いしました。 内容的にはカメラ複数台入れて弱視者の方が手元のスマホで映像を拡大してみられるようなオンサイト生中継(Zoom)と、会場内の特定のイベントが起こる場所にスピーカーを入れてあげることでイベントの発生位置と音源が同じになるような仕組みを提供しました。
詳しくは記事を読んでほしいですが、技術の使い方だったり、現実の課題感をちゃんとヒアリングすることだったり、自分の側に引き寄せて考えられるかみたいなことの重要性を感じました。
またまた、evala先生のアルス受賞記念ですね。
この作品は自分はカメラマンからセンサーまわり、空間の作り込みまで色々とやらせてもらえてとても楽しかったです。
evalaさんはじめ、久保さん、2bitさん、rittor國崎さんなど少人数でそれぞれのプロフェッショナルの方に混じってやらせてもらえるの本当にありがたいことだなーと... もっと作品に貢献できるように頑張りたいなと思った次第です。
どうやら、再配信されているらしいのでみんな見てほしいなー
【本日より限定公開】
— See by Your Ears (@evala_SbYE) 2021年12月20日
evalaの空間音響アルバム『聴象発景 in Rittor Base - HPL ver』。国際賞Prix Ars Electronica栄誉賞受賞を記念して今年9月にArs Electronica Festivalで配信したLiveパフォーマンスを、期間限定で再公開!
👇こちらからhttps://t.co/0fhtbex0Xz
1/11(火)8:00まで
鑑賞料:無料 pic.twitter.com/LBTwYeS2l1
11月
TPartyでシブキを作ってました。僕は完全にプロデューサー的な立ち回りで、企画自体はしていないけど、作品を完成させるために奮闘しました。
完全に裏方に回って他の人のやりたいことを完成させるのもやっぱり自分を構成する上では外せない要素の一つであるなと思いました。
我が相方yutaokuyamaと我らがマイメンkyoimaiと共に石川旅行に行ってました。
ただただ楽しかったです(本当に)Reframeもめっちゃ良かったです、良すぎて凹みました...
12月
21_21 design sightでevalaさんの作品をお手伝いさせていただきました。 自分は、ほぼ搬入や吊り込みだったりのノン・クリエイティブワークだったので本当にお邪魔させていただいたという感じでしたが、できはevalaワールド全開で他ではなかなか体験できない感じになっているので、ぜひいってみてください!
こう思うとevalaさん関連は今年だけで6案件もやらせてもらったし、2bitさんに至っては8案件くらい一緒にやったので本当ずっと一緒にやってた気がします。大好きです。楽しかったです!
evalaの新作サウンドインスタレーション『-a』が「2121年 Futures In-Sight」展にて本日より公開!
— See by Your Ears (@evala_SbYE) 2021年12月21日
展覧会最後にある133平米のギャラリー1を丸ごと使い、まるで深海の森林のような音と光の幻想世界を作り出しています。
淡く色が移ろう光の中で、高密度で駆け巡る生命の音たちに是非耳をすませてみて👂 pic.twitter.com/MFGp4Ra22b
大学の授業の一環で、ディジコン制作展2021 -Beyond Internet-をプロデュースさせていただきました。
オンライン展示何やったら面白いかなってことで変なことをやりました。
アーカイブミスってしまい悲しいことになったので、 1月に再展示する流れで今動いています。詳しくはそれ終わってから書こうかなと。
授業でオンライン展示を行っています。
— kosaku ~kawa (@73_ch) 2021年12月19日
オンラインだからこそできる展示を目指して色々と工夫してます。
ちょっと変なことをやっているのでぜひ見て欲しいです!
各作品もそれぞれの個性が出ているのでご注目!
僕はプロデューサーとして企画と細かい部分の実装をhttps://t.co/CWa73iflEm
振り返って
色々とさせてもらってとても楽しい1年になりました。本当に周りの皆様のおかげです、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
いろいろとやらせてもらう中で、自分のやりたいことだったり興味のあることの輪郭が少しばかり見えてきたような気がします。それについてちょっと現時点での覚書として思っていることをまとめておければなと思います。
仕事・制作におけるポジション面
自分は仕事では全然下っ端で周りのプロフェッショナルの方々がいて初めて手伝わせてもらっているという状況が多いですが、一方で個人制作になると自分がマネジメントやディレクションとかでケツ持ちとしてやることが多いです。
自分には圧倒的にこれができるっていうものは特にはないので、仕事においても個人制作においても大体制作における足りない部分やチームの中では誰もできない/やったことがないこと/手が足りないを担当するポジションになることが多いです。自分的にはこの立ち回りは結構気に入っていて、いつもやったことがないことができるので楽しいです。チームがあった時に全体がうまく回るように間を繋いだり、足りない部分を強化していくみたいなことが肌感にすごいあっている気がします。
一方で、これがもっと大きな案件になってそれぞれの役割にプロフェッショナルがいる時に果たして自分の役割などあるのだろうかという不安は拭えないです。
でも、その中で自分が見てきたすごい作品は役割に分けていては考えられない領域というか、さまざまな役割・分野の融合の中で生み出されているものが多いので、自分の中で一つの役割に落ち着いてしまっていいのかという懸念もあります。
今は、そこまで気にせず目の前にあるものをやっていってその度にチームの足りない部分を補っていく、その過程でさまざまなスキルや考え方を身につけていって新しいものを生み出していければなんて気軽に思っています。
テクニカル面での興味・やりたいこと
今年1年の変化としてCGがやりたいことに入らなくなってきました。去年ごろからCGに対する自分の限界は感じてはいたのですが、何個かの理由でCGやりたいっていう気持ちが薄くなってきました。
1個目は今年初めのENDLESSでやっぱりCGで戦っていくことに対してしんどさを感じました。自分は表現としてのCGにほとんど興味がなくて、CGを出すギミックやメディア装置に合わせた演出や使い方の方に興味が強いんだということを、ENDLESSであったりMATのX1を通して実感しました。
2個目には、僕には奥さん(not wife)がいたことです。シンプルに自分がCGで好きな表現は自分より奥さんが作ったものの方が圧倒的に良いものになると思います。出逢いに感謝、一緒に作品を作っていきたいですね。
じゃあ、何やるんだって話ですけど、最近はネットワークとか映像音響周りのプロトコル、伝送技術のあたりの興味が強くなってきました。
仕事とか制作でその辺りをやることが多くていろいろ調べていたところからなんですけど、SMPTEとかRFCを読んだり仮想マシンでネットワーク周りのプロトコルがどのようにやりとりして成り立っているか確認したりするのが楽しいです。
全然、初学者ですけど、久しぶりにちゃんと1から勉強していることもありモチベーション高くやっています。
そんなこともあり、ちゃんとCSの勉強をしたいということもあり卒研配属はDNGではなくネットワーク系の研究室になりました。(引き続きDNGにも在籍して実装まわりなどをやっていきます)
あとは、やっぱりWebは好きです。Webで音鳴らしたり、映像で変なことしたりするのは最高に楽しいですね。
自分自身の制作における興味・やりたいこと
結構僕自身作品をちゃんと出すっていうのがあんまりなかったかもしれないんですけど、やっぱりきちんとメディア装置の特性を生かした表現をやっていきたいなと思います。
最近のディジコン制作展ではWebページのスクロールをDJのスクラッチに変換するページを作ったのですが、どうやって使うかの部分をちゃんと見つめて面白いなと思ってもらえるように頑張っていければと。
また、今年の夏にアート展示論という大学の芸術専門学群の授業を受けたことやevalaさんの設営補助をしたこと、インストーラーの宮路さんの存在を知ったことなどから、展示するという行為自体に興味が湧き始めました。
そのきっかけもあってディジコン制作展ではオンライン展示における展示行為をどのようにして行なっていけばいいのかということに焦点を当てて、プロデュースをさせてもらいました。
平面作品や立体作人の展示行為におけるキャプションや照明で言われていることが、デジタルのインスタレーション作品やパフォーマンス作品では作家や裏方の仕事に言えると思うんですよね。あと、シンプルにケーブルをキメたり、目潰しするのがすごい好きなんですよね。
ちょっと、色々とまとめきれていない部分やここで話すと長くなってしまうので、また記事でも書こうかなと思います。興味や考えがある人はぜひ話しましょう。
まとめ
そんなこんなで振り返りを書いてきましたが、とても充実した1年になりました。
再度、周りのみなさま方には感謝を伝えたいです、ありがとうございます。
中学生、高校生だった自分ももう大学3年が終わろうとしています、、、
コロナで思うようにいかなかった部分もある2年間でしたが、コロナ禍だったからこそできたこともあります。
大学生活の中で圧倒的に自分に変化があったと思います。それは制作や仕事面でもそうですが、人間関係とかプライベート面でも本当にいい人たちに恵まれて生活することができているなと思います。
少しでも恩が返せたらなと思い、これからも日々精進していきたいと思う次第です。
長々と文章を読んでいただき、ありがとうございました。良いお年を!
2021年の最初の方を振り返る(後編)
お久しぶりです。
2021年始まってから色々と動いてやってきて少し落ち着いたので、思ったことをまとめておこうと思う。
続き。
2021年になると、巨人の肩に乗せてもらって自分の作品を作らせてもらったり、大きな仕事にとても小さな貢献をさせてもらえる機会がたくさんあった話の続き。
4月。ENDLESS IMAGINARYが終わって一息ついていると、またもや2bitさんからのお誘いでMedia Ambition TokyoでSynasthesia Lab.とevalaさんによるSynesthesia X1-2.44 <波象/Hazo>の映像を作らせていただいた。evalaさんに映像をつけさせてもらえるなんて本当に光栄だ。
Media Ambition Tokyoで行われている
— kosaku ~kawa (@73_ch) 2021年4月27日
シナスタジアラボ feat. evala (See by Your Ears)「シナスタジアX1 - 2.44 波象(Hazo)」で .@2bbb さんと一緒に映像をやらせていただきました!#MediaAmbitionTokyo pic.twitter.com/7ER6zljQbJ
2bitさんのお膳立て・アイデアによりとても楽しくやらせてもらった。毎度のことながらevalaさんの現場は和気藹々としていてとても楽しいし、しかしながらみんなが熱意を持って作品を突き詰めていくかんじでとても身が引き締まる。いい人しかいない。
割と個人的には納得がいったけど、まだアップデートするところはありそうな気はする。全体的にめちゃくちゃ気合が入っていて完成度も高いプロジェクトで、直前に参加しているのでそこに追いつけているかが心配である。
続いて、Atak Dance Hallのライブ。またもや、2bitさんの照明の力仕事担当でお手伝い。なんだか、2bitさんとずっと一緒にいた気がする。
www.instagram.com
渋谷さんに初めてお会いした。evalaさんもそうだけど、本当に真剣に、ある種の狂気を持って作品を突き詰めていく人たちで、ものすごい尊敬できる。この人たちが作品とかを語る姿ってものすごくかっこいい。正直、自分にこのぐらいの本気度で作品を作れるかと言われたら自信がない、不安になる。でも、憧れるし、そうでありたい。肝に命じる。
そんなこんなで、とても楽しい4ヶ月であった。
2021年度の始まり
1ヶ月過ぎているが、今年何をしようか割と迷っている。4月で割と抱えていたものがかなり終わってある程度余裕が生まれた
HCIは少しかじってみたけど、楽し行っちゃ楽しいけどちょっと違うのかも知れないとも思い始めた。ただ、まだ全然わかってないとも思う。
卒研配属も見えてくるわけだが、大学・大学院でちゃんとComputer Scienceをやりたいという気持ちはある。
割と最近は仕事をいい感じにさせてもらえているし、仕事をガンガンやっていってもいいのかも知れない。
あるいは、やりたいこと、プロトのアイデアとかは溜まってきたので、自由な制作をする1年にしてもいいのかも知れない。
今までやってきたこととは別に新たなことをやってもいいのかも知れない。
気がついたら大学の半分が終わって3年になっている。だけど、コロナが収束するにはもうすこし時間がかかりそうだし・・・
そんなこんなを考えているけど、結局は目の前にあるものをやっていくんだろうな。やろう。
2021年の最初の方を振り返る(前編)
お久しぶりです。
2021年始まってから色々と動いてやってきて少し落ち着いたので、思ったことをまとめておこうと思う。
2021年のスタートはTPartyでやったダンスの生配信公演のinvisibleだった。
内容的には、今見るとダメダメだなと思う部分とか、直したい部分は無限に出てくる。
舞台をやるにはたくさんの時間と労力・人手、もちろんお金もたくさんかかるなということをあらためて思い知らされた。 だけど、それを理由に舞台ものをやらないというのは違うし、だからこそやるんだという強い意志でやらなければなとも思えた。
いつまでもライゾマを見ているだけでもダメだと思うし、少しでも追いつくために無茶をしてでも失敗してもやっていくしかない。
始まったのは夏頃で、いろいろと考えながら、反省すべきこともたくさんあったけれど、結果的にやれて良かったとは思う。
一緒にやったメンバーに感謝しかないし、踊ってくれたダンサー、会場の方、撮影を手伝ってくれた高校・大学の同期、細かい部分を手伝ってくれたアシスタントなど関わってくれた全ての人にあらためてお礼を言いたいと思う、ありがとうございました。
最後に大度さんを見習ってインスパイアを受けた作品のリストを公開する。
https://www.notion.so/Survey-for-invisible-32fd27c4524e4d13a7499de08cfc73a7
さて、inivisibleは実際にやったのは2021年だったが、準備はほぼ2020年だったのでやっと2020年を終われたという感じになった。
いざ2021年になると、巨人の肩に乗せてもらって自分の作品を作らせてもらったり、大きな仕事にとても小さな貢献をさせてもらえる機会がいくつかいただけた。とても恵まれていると思う。
まずは、border2021。
手伝ったのは本当にちょっとでサウンドチームの細かな作業を手伝った。
borderは2015年にプレビュー公演をやっており、その時に学校をサボって体験しに行ってとても度肝を抜かれた。 自分がメディアアートに関わりたいと思った大きなきっかけとなる作品である。
STAFF Tシャツに袖を通せたことはとても嬉しかった。同時にもっと大きく関われるようにならねばなと思った。
次に、東京都現代美術館のライゾマティクス_マルティプレックス展で展示されているNFTを題材としたGold Rushという作品である。
サーバーサイドでデータを取得して映像や音チームに渡す部分を2bitさんとやらせてもらった。 ライゾマの仕事で初めてプログラムを書いた、これまた感慨深い。そして、ケラさんの映像とてもかっこいい。
そして、ENDLESS IMAGINARY。ライゾマが若手を対象に没入型プロジェクション作品を展示する機会を提供する目的で開催された展示会である。 ここで大度さんの音楽に映像をつけさせてもらった。とても恐れ多い。 奥さん*1と一緒に参加できたことはとても嬉しいし、他の若手作家・トークゲストとも知り合えた。 同じ音源でやったことにより、それぞれの作家の個性が強調されとてもおもしろかったと思う。やっぱり、テッシーさんはすごい。
自分の作品については、以下のツイート。
今回の展示では、プロジェクション空間における床と壁の存在、ステージとダンサーの存在の定義みたいなことを考えながらやってみました
— kosaku ~kawa (@73_ch) 2021年4月4日
構成的には、壁奥のステージ→壁手前への展開→壁をなくしてカメラ移動→壁への回帰という感じでした pic.twitter.com/V4snimn2VW
最低限は自分のやりたかったことは足掻くことができたと思う(能力的にたりてない部分は多い)が、エゴサとかアンケートを読んだ感じではあまり受けはよくなかった。 その中でも、数人自分の作品をいいと言ってくれた人がいて、とても嬉しかった。頑張ろう。
と、ここいらで長くなってきたので後編へ。
*1:not wife, yuta okuyama
なってしまった
ついに
8月8日に20歳になった。
20歳という年齢は、いろいろなことが年齢の制限でできなかった中高生時代を過ごした僕にとってはかなり待ち遠しかったものである。
しかし、待ち遠しかったと同時に様々な言い訳や強みとして若さを理由に生きてきたことはとてもよくわかっていたので、それが失われていく感覚は非常に焦りを感じるものでもあった。
特に、高校を卒業して大学に入ってからのこの1〜2年はその感覚が年々増していってしんどかった。周りが大学生になって、新しくプログラミングを初めてガンガン成長していく中で、薄いキャリアを5年ほど積み重ねただけの自分がなかなか成長していないと感じ、何をしたらいいのかがよくわからなかった。
その中でも環境には恵まれていて、いろいろな機会と環境を提供してもらったり、様々な方面ですごい人たちに囲まれて生きている中で、ひたすら「自分って何がやりたいんだ?」とか、「自分って何ができるんだ?」みたいなことを考えていた。
これはもうポジティブに捉えるしかなくて、ひたすら自分を見つめるいい機会なんだろうと思うことにした。
待ち遠しくて、だけどなってみたらこんな状況で、当時やりたかったことは何もできないかもしれない20歳だけど、多分これでよかったのかもしれない。
誰かがやったことじゃなくて新しいことで、自分ができることをやる決意を込めて、20代最初のポエム。
が
なんて書いたは書いたけど、辛いもんは辛いんじゃい。
クラブのイベントは潰れるわ、展示も潰れるわ、善意へのフリーライドに苦しめられるわ etc....
いいことなんもない(そんなことはない)
ただ、やりたいことはたくさん出てきているので頑張りたいと思います!(前半は鬱っぽくなってるということではない, 今年の後半は結構アウトプットの予定があるし!
そんなこんなでお酒とかは解禁され、中学の時とかからお世話になってる方々にお礼とか最近会えてない親しい仲間内に愚痴とか近況報告はしたいので、状況を見計らって飲みにでも誘ってもらえると嬉しいです!